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Adobe Encore CS6の使い方10 ポップアップメニューと書出し [Adobe Encore CS6の使い方]

いよいよ今回で最終回。
最終工程に入る前にリンク先チェックの為にプレビューを行います。
メニュー素材をポップアップメニューに定義してしまうとEncoreでは
プレビューが使用不可になるので、ここでは一旦、仮に通常のチャプタ
ーメニューとしてセットします。

本編1のプロパティ→リモートメニューにsubmenu_1を選びます。こ
本編1のメニュー画がsubmenu_1として関連付けられます。
1001.jpg

メニューバーからプレビュー(又はツールウィンドウのプレビューアイコン)を
操作してEncore をプレビューモードに。
プレビュー1.jpg

専用のウィンドウが立ち上がるので、作品の冒頭から再生しながら各ボタンの飛び先
、音声が切り替わるか等をチェックします。もちろん、本編2の方も同様に。
プレビュー2.jpg

プレビューの結果が問題なければ、チャプタメニューをポップアップモードへ変更します。
本編1プロパティのポップアップメニューを設定→submenu_1に。
ポップアップメニューを設定した時点で、仮設定したリモートメニューは自動的にリセット
されます。
1005.jpg

続いてsubmenu_1のプロパティ→ポッアップ→Blu-rayポップアップメニュー
として設定にチェック。
1006.jpg

再び本編1のチャプターメニューとして定義されると共に背景が透明になります。
1004.jpg

静止状態ですが、プロパティの背景タイムライン、背景フレームを
セットすれば任意の部分で、ボタンと本編映像の重なり具合も確認
出来ます。
1007.jpg

ここまで準備が終われば、ピルドタプからディスクイメージを書出します。
その前にプロジェクト上で不正合な箇所がないかをEncore でチェックします。
1008.jpg

只今チェック中。
1009.jpg

ここまで数十秒の所要です。矛盾した点があれば、その旨のメッセージが
ウィンドウに表示されるので点検、修正します。
1010.jpg


問題なければビルドを実行へ。9時間代の所要が表示されますが、すぐに
短い時間に代わり、本作では30分少々で完了しました。
今回、Encore に使っているMacPro2008と同世代の外注先にあるSenaristBD
(HPターンキー)では、お願いした「スーパーいなば」で2時間を要したとのこと
でした。
プラットフォームは違うので簡単に比較して良いのかはともかく、
CS6によりハード、アプリとも64ビットに特化したことによる恩恵はありそうです。
1011.jpg

無事オーサリング終了です。
1012.jpg

後はBDMVをライティングソフトでRに焼けばディスクの出来上がりです。
1013.jpg

随分と長い連載になりましたが、EncoreによるBDオーサリング備忘録は、
これにて一先ず終了とさせて頂きます。ご清聴ありがとうございました。

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