シーケンス同士を繋ぐには [Avid Media composer の使い方]
編集が済んだシーケンス同士を繋いだり、再びこれを素材として読み込む手順をご紹介します。特にAvidの使い方サイトやMedia composerの公式マニュアルには記載されていないようですが、なかなかの優れモノな機能です。この例ではシーケンス6をシーケンス5の後ろに繋げてみます。
1、ビンの中のシーケンス6をソースウィンドウへ、ドラッグします。
2、するとドラッグしたシーケンスが、クリップ(素材)の一つとして扱えるようになります。(ここでクリップと同様に必要な区間のみをトリムすることも出来ます。) ※V、Aトラックの貼り込み先をアサインすることも可能です。
3、そのままの状態で、シーケンス5の入ったビンにウィンドウを切り替えます。シーケンスをクリックするとタイムラインのウィンドウもシーケンス5の内容に切り替わります。
4、ソースウィンドウ下のスプラインツールボタンを押すと、シーケンス5の後にシーケンス6の内容がそのまま繋がります。
この後はもちろん、通常の編集を継続することも出来ます。おおまかな粗編集を各シーケンスで進めておいて、フィニッシュで足し引きするという方法を取れば、かなり効率の良い作業が実践出来るのではないでしょうか。
ーFinal cut proではー
前に使っていたFCP7の場合では、新たなシーケンスに作業済シーケンスを読み込んで、タイムラインにはシーケンス同士が繋がって並ぶ格好(ネスト化)になります。タイムライン上では各クリップの様子を見ることが出来ません。また、当方の場合、これを書き出すとバグったり不安定な挙動が多く、あくまでも繋ぎ目を跨いだプレビューの確認や、完成後の作品全体の長さを見るだけに使っていました。
2016-06-01 00:00
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