プルーフディスク上がり [Terapro@Directアナウンス]
工場からプレス前の最終確認用ディスクが届きました。レーベル印刷がされていない状態の本ディスクと印刷見本のダミーです。前にも紹介したことがありますが、Blu-ray Discはインキが載っていない状態だと、こんな風に半透明です。市販品では、これが量産でプレスされた後、印刷工程へ回されて、信号面とは反対の裏側面に、いつも目にする盤面がシルク印刷されます。
ーAdobe Encoreは神ソフト?ー
ところで、今回のタイトルは、その過程を垣間に掲載させて頂きましたが、中古で入手したAdobe Encoreで自社オーサリングしたものです。これまで市販Blu-rayタイトルのオーサリングでは実質、数百万円からフル機能だと一千万近くするScenaistのブルーレイエディションに頼らざるを得ませんでした。
しかし、ここ最近、書き出されたディスクイメージを※プレスへ持ち込める規格へと変換できるツールが出来た恩恵で、一般ソフトでもオーサリングが可能となったものです。もちろん、厳密な規格に収まった信号の素材を、いかに揃えられるかが前提ですが(○秘)。でも、失敗すれば高価な親ディスク製作代が吹っ飛ぶんで、ある意味冒険。今日のプルーフディスクをプレーヤーにかけて映像が出るまでは本当ドキドキでした。
※補足・・・BDプレスに当たっては更にライセンス的な面倒な諸手続き費用も発生します。
検証については今しがた、一通りのチェックを終えてOK。他のBDタイトルと何ら変わるところもありません。プレーヤーでのディスク情報が「BD-ROM」!!と表示されるのが嬉しいですね。
2016-08-26 19:49
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