オールドタイマーたちを追って

今日は名鉄谷汲線の起点であった旧黒野駅へ。600V線が廃止になった2005年以来11年ぶりですが、今は鉄道公園として整備されています。独特の駅舎も健在で街の様子も当時と変わっていませんでした。

ここへ来た目的はコレ。大正15年製のモ510形512号。昨年3月から1年間限定で、本来の保存先から貸し出されて展示されています。同車が現役の頃だった90年代、谷汲線に充当される時を狙っては通ったものです。ニュースで知ってからは「早いうちに行かなきゃ」とは思いつつ、展示期限も残す所あと少しとなった今日、やっと訪問が実現しました。

登場当初は、ステンドグラスだったという戸袋窓。510形の最も特徴ある部分で、大正の雰囲気満点ですね。

モ510形との再会を終えて帰りは東海道線沿線へ。列車は京都からの天理教団体列車583系。はるばる東京回りで青森からやって来た帰りの列車です。年明けに検査出立てでピカピカに。

EF66形唯一の国鉄色機27も続行でやってきて、充実した1日でした。