4KとHD同時記録をテスト その2 [SONY PMW-F55]
(続き)
ーCONTENT BROSERで再生するとー
SONYから提供されるブラウザ&コピーソフトで、素材が格納されているXDROOTフォルダを再生してみます。
するとProxyファイルの方が自動的に読み込まれて表示されるようです。4K60P再生が厳しい環境でも、中身の閲覧が可能になるわけですね。
本体は17:9のDCI4K(4096×2160)で撮っているんですが、proxyのXDCAMでは画面の両側が、サイドクロップされた16:9で同時記録されています。16:9への変換に関しては、他に上下を黒幕にしたレターボックスにする場合とがありますが、どちらになるかはF55本体の外部出力設定で変わるようです。
今回の例では、一番下の4Kを直接、閲覧出来る状態と比べると、メインのウィンドウ・各サムネールの表示とも16:9比率に合わせて両端がクロップされています。
ークリップをトリム複製するとproxyファイルが消えてしまうー
いつも通り、CONTENT BROSERで冗長部分を削除して、保存先にクリップのコピーを行ったところ、SUBフォルダが空になってproxyファイルが消えてしまいました。結果、4K単体記録と同じことに。proxyを利用した編集を行う場合は、クリップをいじらずに保存しておく必要があるようです。(続く)