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有機ELマスターモニター使い始め1 [掘り出し物]

中古で入った今度のマスターモニターですが、取説が付属せず、週明けの昨日、SONYの然るべき窓口に使い方を色々と教えて貰い、やっと各機能を試せるようになりました。まずは外観各部の模様から。

操作は全てコントローラーユニット(別売)のパネルから行います。ここらはCRT時代のBVMシリーズから、ほぼ変わらないところ。パネル左側にはF1〜16のファンクションボタンがあって、これに任意の機能を割りつければボタン一つで各々の操作が実行できます。最左はスクリーンショットを撮ったものをメモリーステックに書き出す為のスロットです。本機がSONYから販売され始めた2012年でも、とっくにSDカード全盛でしたが、同社を代表するフラグシップ製品にはライバルメーカーの物を採用しない、という頑な姿勢と拘りを感じます。

真ん中は表示の明るさや色の濃さなどを調整するツマミですね。昔のアナログなTVには皆んな付いてましたけど、今は全くみなくなりました。メニューリストの選択用も兼ねているほか、操作するとデフォの状態でないことを知らせる為に、下のプリセットボタンのLEDがグリーンに点灯します。
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右側は入力CHを選択する10キーが備わります。これも入力先ごとにユーザーが色々と表示条件をカスタマイズできます。
面白のが右端のECOランプですね。パネルの寿命観点からも良くないのでしょう。輝度の高い映像を連続して表示させるなど、パネルの消費電力が増えると、表示ランプの色がマゼンダに変わって明るさを下げるよう促すそうです。
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インターフェイス部です。先日のコントローラー裏側のLANケーブル、給電用ケーブルもここに繋がります。
標準入力はマルチフォーマットのSDI×2入力のほかHDMI、ディスプレイポートと完全にデジタル系のみ。アナログ入力や入力増設にはOPボードを購入してOPスロットへインストールする必要があります。冷却ファンがありますが、よほど高温にならないと回り出さない仕様なので、お値段はともかく、一般環境でも静かに使えます。またマスモニでも本機の一つ前の製品からHDMI入力が付いたので、コンポーネント出力が廃止された近年のBD再生機との接続も可能になりました。(続く)
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