計測器を入れ替えたので、不要になった古い波形モニタが譲渡先に引き取られて行きました。当時、HD機材を入れ始めた頃から中古で買ってきて約10年使いましたが、回路はデジタルながら、表示部分はまだ従来の真空管式という半アナログな機材でした。
スケールの照明に浮かぶ目盛が、まるで松本零士さんの漫画の世界を思い起こさせますよね。
幼い頃からアンプ、TV、ビデオカメラのVFと接してきましたが、今回の本機をもって真空管を使った機材が手元から消滅。電源を入れてからフォーカスや表示位置が安定するまで待ったことも語り草になります。