WB取りは無彩色チャートでOK [収録機材]
ビデオカメラでのホワイトバランス取りといえば、白い紙を当てて取るのが通例ですよね。今回、Slogモードの撮影では18%の反射率をもったグレーチャートを使う必要が出てきまして、気が付いたのですが、デジタル化の進んだ写真撮影では、これで取るそうで。値段も二千円ほどで買えます。要はホワイト取るには、無彩色でなら何でもOKなんですよね。
ビデオの世界ではホワイトバランスは白というイメージが、昔から頭に刷り込まれていて、気付いていない人の方が多いかと思います。
私自身、特に疑問も持たず、村上色彩研究所の高価なグレースケール(特注品)で取っていた時期もあって、もう少し探究心を持つべきでした。グレーカードは早速、取り寄せてみます。
FUJINON MK18-55mm T2.9 [収録機材]
こんなレンズを待ってました!。作品作りにHDCAMから今のCineAltaシネマカメラの撮影に移行以来、写真用レンズでやってきたのですが、謳い文句通りに物足りなかった部分をほぼカバーしてますね。電気的な回路やサーボの類も皆無で、壊さない限りは末長く使えることでしょう。
http://fujifilm.jp/business/broadcastcinema/lens/cinelens/mk18_55mm/index.htmlまあ、導入には実際の描写を見てから考えます。羽振りが良かった時代?!はHDズームレンズの出物をポンと買ったりも出来ましたが、今は二桁万円の機材への投資でも慎重になります。また、同じSONY向けでもマウントが違うんで、これをどうするか。何より購入資金の確保が先ですよね。
雲台ハンドルをリーベック製品に [収録機材]
三脚のボールレベラーの固定ハンドルをリーベックのものに変えてみました。付けてみたところガッチリ固定できます。以前、所有していた同社のJIBアーム用で、引き出しを整理していたところ、付属セット品だった超巨大三脚を単体として使うのに取り寄せた部品が出てきました。
3型のジッツオカーボンにザハトラー雲台を載せているのですが、雲台純正のハンドルは三脚収納時に干渉してしまい、長年の使用で角が削れてボロボロに。しかし、リーベックの方は脚を閉じた状態でも隙間に余裕があります。これで、片付け時に、うっかり手を挟んで痛い目に遭う事も解消しそうです。国産メーカー部品だけに入手も安くて容易。同じ組み合わせで使っている方が居られましたら、ぜひ、お試しあれ。
Nikon80-200ズーム修理完了 [収録機材]
カメラに続いてNikonに出していたレンズも修理を終えて帰ってきました。行き帰りのヤマト運賃、部品代と技術料で14,279円。中玉に見えていた点状のゴミも綺麗に取ってくれていました。前に使っていた放送局用カメラは言うに及ばず、些細な故障でもASSYごと交換となる今時のビデオカメラなら、こんな出費で済まないので助かります。市場に山ほど出ている写真レンズを流用できる大判シネマカメラの利点ですね。
明細書によれば、使うことのない旧式AF機構も調整してくれたようですが。サーボモーター内臓の高価なレンズとかなら、必要ない箇所まで修理されて代金が跳ね上がることもあり得そうで、不要部位の希望があれば、あらかじめ伝えた方が良さそうですね。
Nikon80-200ズーム修理 [収録機材]
先月の撮影でレンズ本体の絞り環を回しても中の絞りが動作せず。Ai式特有の爪連動で開閉はするので、撮影には使えましたが、このままでは正確なF値が読めません。リンク関連の外れかも?とマウント部分をばらして覗きましたが、これ以上は光学系の調整も伴いそうで自前修理は断念。同一機種(左)も借りたので、Nikonサービスへお願いすることにしました。
F55が2台 [収録機材]
この度、収録用カメラにSONY CineAlta同型機を追加導入!。
というのは・・嘘です。写真はver UPで預けるカメラ(手前)と、その間、SONYさんからお借りする代替機(奥側)で、付属品の載せ替えを行っているところです。
今回はファームウェアをダウンロードして実行という訳には行かないそうで。でも余裕が、もう1台欲しい。
ザハトラーSachtler 雲台 [収録機材]
先週末、雲台が整備を終えて帰って来ました。油圧を用いずに精工な歯車、スプリングで抵抗とバランスを得る仕組みのSachtlerは他のメーカーにはない構造です。チルト・パンの滑り転がるという表現が正しいんでしょうか。パン棒を親指と人差し指で掴むだけで、スーと被写体をブレなくフォロー出来るスムーズさを体感すれば、そこらのメーカー品には戻れません。
今回の整備予算は10万円ほど。外観的はパン棒を止める菊座が新しくなった位ですが、中の部品を交換して貰って、ギャチェンジが不良となっていた部分の修繕など、かなり元の性能に戻りました。主に載せるカメラも20年の間、SDのβカムから4KのCineAlta F55へと歴代5台目に。新製品が出てもスペックが大きく変わるわけでない三脚雲台は、大事に使えば一生モノです。
雲台修理お見積もり [収録機材]
三脚の雲台整備の見積もりが来ました。何通りか出してくれた見積もり内容から先方担当の方と相談の上、コースから足し引き。キリがないのである程度は妥協していますが、そこそこの性能までは回復しそうです。傷んでいる部品も多いですが、聞けば修理に出した当方ザハトラーVidio18IIIより後の機種の方が部品の変形に弱いそうで。
21年前の雲台を修理に [収録機材]
OHレベルまでメンテナンスをかけるかは見積もり次第ですが、まだ部品があるというので修理に出しました。駆け出しだった95年に私個人がマイ三脚として購入以来21年目。あっちこっちにネジの脱落・曲がり、菊座の磨耗など、さすがに年数なりの使用感は隠せません(笑)。
世界トップレベルのスムーズさを誇る舶来品で一式100万は下らない三脚でしたが、当時は、もう一度前の超円高の元、ライバルメーカーへの対抗策で、実質、旧品処分として限定販売されていたものを50万台で購入。決して安い代物でありませんが、これだけ長期間使えたのですから、お得な買い物でした。
レンズのカビ [収録機材]
中玉周辺部にちょこっとカビがある理由で、銘玉AF-S NIKKOR 300mm1:4Dを安く手に入れました。
現状ではAPSやスーパー35サイズのセンサーカメラで使う分には、絞り開放でも撮像に影響ない範囲。構造上、鏡筒内の空気が出入りするズームと異なる単焦点では、中の胞子が飛散して他へ伝染という心配は少ないかと思いますが、試写をしてみて後日Nikonサービスにクリーニングへ出すとします。
現物は付属の三脚座を見ればわかるとおり全く使用感がない個体でした。大事にしすぎる人に良くあることらしいですが、使用頻度も少なく、付属のケース(これ最悪)に仕舞い込んだままで湿気を呼んでしまったのが、カビ発生の原因なのでしょう。ちょくちょく撮影に出向く当方では、防湿庫も用意していませんが、レンズの保管方法は棚に裸で置きっぱなし。30年前に買った物を含めてカビを生やした経験がありません。通気と太陽光の透過で自然消毒。多分これが効いているのでないかと思います。