SSブログ

ピラミッド [映像編集]

古いSD時代の映像はアップコンバートを掛けながらキャプチャする必要があるので、リニアVTRから取り出すには、最低限のこれだけの機器になります。デッキが仮設場所へ来ちゃっているので、付帯機器一式をこちらへ持ってくることに。故障中のVHS機の上に積んでしまいました。
001.jpg

信号の流れから順に
1、同期信号発生装置。この機器からハウスシンクなる信号を送らないと業務機器ではシステムを組めません。
2、VTR(デジタルベータカム)
3、アップコンバーター 前にもここで触れましたが、SD映像信号をHDへアップスケールする変換ボードが入っています。
4、プロセッサーユニット アップコンバーターの出力画調、アスペクト比率調整に用います。
5、キャプチャーIO  送られてきた映像をThunderboltでMacへ送るインターフェイスです。

ここで扱う素材はファイル化を済ませてLTOにバックアップ済み。大容量のHDDの値がこなれてくれば、こういう手間も解消することと思います。

今日もカット出し [映像編集]

復刻版2タイトルのうち1つは、ほぼ終わりました。今日は午前と夕方から作業ですが、ビンウインドウのクリップに進行時間が記録されてしまいました。新しい映像でも12年前、この頃の東海道、山陽筋については東京から岡山の先まで湘南色の113系・115系が幅を利かせていました。やっぱり国鉄色カラーはいいですよね。明日ここにない数カットをアーカイブマスタから探せば動画カットは終わります。
001.jpg

復刻版の素材出し続行 [映像編集]

旧作のBD復刻にあたって、毎日掛け持ちで当該カットを抜き出す作業を続けています。古いテープや構造が華奢なDV系の収録テープは扱い要注意。ちょっとした抵抗やテンション負荷がかかると、デッキが異常を検知してエラーを出して止まったり(復旧が面倒)、最悪はテープが切れたり絡まる可能性があります。テープ素材は撮り直しの利かないシーンばかり、デッキの方も部品が破損すればメーカー修理不可な機種なので、ここは面倒でも慎重を期して、頭から1本まるごと定速再生でファイル化を終えてから取り掛かります。
IMG_2310.JPG

作品に使用した見本サムネールです。全カットをDVDから転写して、当該カットをテープから抜き出すという地道な作業です。ハイビジョン制作はおろか数百ギガの完成ファィルの長期保存も、ままならなかった頃の作では、こうやって、保管テープから一つづ拾って作り直すしかありません。青と緑のタグが付いたものが探し出し終えたカットになります。去年からはじめたこの作業も、やっと先が見えてきました。
001.jpg


こっちのデッキも終了 [映像編集]

素材テープから立ち上げようとしたら、あっちゃー、テープローディングERRORで不動。古いベータカムデッキで使う機会も殆どなくなっており、ファイル化が済んだ時点で引退させるつもりだったんですが。このところVTRが次々ドロップアウトしていきます。HDCAMデッキの方で再生も可なんですが、なるべく消耗させたくないので繋ぎで1台確保しないといけないかもです。
IMG_2300.JPG



主のいなくなった編集デスク [映像編集]

ドーンと鎮座していた映像モニタがケーブルを残して居なくなってしまいました。寂しくもあり、でも楽しみでもあります。(謎)
IMG_2228.JPG


綱渡り解消 [映像編集]

昨日夕方、大晦日まで、かかってアッセンブル作業を行った木次線BD(全国販売向け)ほか、段ボール4箱をヤマトの営業所から送り出しました。5日には物流倉庫に納品、その後仕分けされて発売日前に全国へ。今回、作業にあたっては必要なケース、カバー、シュリンク包装フィルム等、十分な予備分も確保していましたが、もし、不足や不具合があれば調達は時期柄、まず不可能です。仕方なかったとはいえ、年末年始、GW、お盆跨ぎの進行は鬼門で、あまりやりたくないですね。
DCIM0025.jpg

ささやかなverUP [映像編集]

古いXP時代のPC用にビデオカードを調達しました。繋ぐ相手のモニターがデジタル入力ばかりになった時代、出力にDVI端子くらいは対応させて、汎用性出来るようにしたいです。物は中古なら沢山あるんですが、メーカーサイトを辿ってもXPドライバの提供は無くなったところばかり。付属しているブツとなると選択肢が限られてしまいます。
image.jpg

デジタル時代の落とし穴 [映像編集]

現有で使っている外部出力デバイス2機種。どちらも同一メーカー品ですが、もちろん入出力や解像度の対応、価格には明確な差があります。映像がデジタルになって画質的には機器の差がなくなったとは良く言われますが、果たしてそうでしょうか。

003.jpg

左側の機器で映像をモニタした例。モニタ内蔵の測定器で見れば100%の明るさを超える領域がスパッとカットされてしまう仕様らしいです。カードのデジタル出力はHDMIしかないので本格的な単体測定器では却って直接、波形情報を見ることができません。簡易的な表示機能とはいえ、これは対応の業務用モニタがないと知る方法がないですね。
001.jpg

こちらは高い方の右側機器の場合。スーパーホワイトとも呼ばれますが、100%の明るさを超えた部分まで濃淡の信号があることが判ります。画面写真では接写したカメラが補正してしまうので差は見えませんが、比べれてみれば空に浮かぶ雲の輪郭、模様がベタっと潰れていたことが明確でした。
002.jpg

モニタ用途だけでなく、収録機器でこれらの出力を記録する場合もありますが、失われた階調情報は後段階でどう調整しようが元に戻せなくなります。今回は先日の補正作業中に、たまたま気づいた次第ですが気を付けたいですね。

UlutraStudio4Kをwin環境で動かしてみました。 [映像編集]

windowsでないと読めない(再生できない)ファイルがあり、その使用方法を模索しています。変な変換ソフトを使うと、フィールドや明るさがおかしくなることを経験していますので、なるべくハードtoハードでMacで扱えるファイル化を行いところです。
DCIM0021.JPG

一つの方法としてBlackmagicのIOをwindowsに切り換えたMacに接続。どちらかというとMac用途を念頭に置いている向きな製品ですが、ドライバを入れてみたところ、Bootcampのwindows環境であってもThunderbolt接続で認識しました。設定ウィンドウの切り換え動作も問題ないようです。SDIの出力さえ出来れば、あとはファイル再生に使うアプリケーションですね。
無題.jpg

補正で追い込み [映像編集]

1月に売り出すBDソフトの仕上げ中。本当はプレスに出す手前まで進んでいたのですが、明暗差の補正をかけることになり、急いで手直ししました。とは言っても映像が荒れない範囲までしか弄れません。RAWやLOG動画撮影なら、こういう時は真価を発揮出来るんですけどね。
スクリーンショット 2016-11-29 20.39.36のコピー.jpg

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。