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マイクフォルダがポキリ [SONY PMW-F55]

自分はしばらく撮影に出れないんで、行ってもらっているアシストさんより連絡。本日、マイクフォルダ(SONY CAC-12)のアームがポロっと折れました。出し入れ時にかかる力で脆くなっていたのか?。アーム部の直径が細くなる部分で破断しており、あえて最初から、この部分で折れやすくは作ってあるようです。古い型番アクセサリなので入手が心配になりましたが、調べたら幸いまだ現行品でした。
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4K放送の広色域カラースペースに対応 [SONY PMW-F55]

メインカメラF55のファームウェアを久方ぶりアップしました。ver6は施していなかったので、5から7へ二階級特進です。
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今回の機能追加は主に3点。サブディスプレイ上で出来る機能設定項目の大幅追加に加え、各項目ステイタス確認や設定操作の際も見やすくなりました。また、これまで30P止まりだったHDとの同時収録が4K60Pでも実現しました。HDはこのカメラにとってはあくまでもプロキシィファイル代用ですが、映像自体は品質十分な4:2:2のXDCAM50。撮りは4Kと両立させながら通常のHD編集では、これを用いれば編集前の4K素材からの変換作業も省けますね。
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3つ目は、4K放送用で規格化されたRec.ITU-R.2020という、すごく広帯域なカラースペースモードが追加されました。話題のHDR(ハイダイナミックレンジ)のように映像機器が、これまでSDからHD、そして4Kへと高解像度に発展してきた事とは違った方向で、鮮やかな色合いで記録が出来ること請け合いです。しかしながら、従来映像に混ぜたり、従来機器に向けた使用では色味が濃すぎて落してやる変換工程が必須という互換的な問題が。さらに私が知る限りでは、このカラーモードを100%に近い表示でカバー出来るモニターも、まだ存在しないようです。これらはスペック向上が目覚ましい分、今後の技術課題も多そう。すぐに手を出すべきではないかな。
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撮影中にカードを抜いてしまったら(冷汗) [SONY PMW-F55]

お恥ずかしながら、土曜の撮影では、うっかり記録中のカードを抜いてしまうというチョンボをやらかしてしまいました。残量が少なくなり予備スロット側のカードを差し替えるつもりが間違えて・・・。
SxSカードでは記録中に、こんな事例や不意の電源遮断に備えてファイルの保護・修復機能があるとは聞いていましたが。

そうなった場合ですが、当該カードの記録、再生が一切出来なくなり、カメラ本体にレストア(修復)を促す表示が出ます。
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Executeを選んで修復を実行します。果たしてこれで直るんでしょうか。(気休めですが、この前に一旦、カードを外してHDDに中身のフォルダごとコピーを行いました。)
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数秒後、レストア完了に表示が変わって、カードが元通りになりました。やれやれ。

ただ、SONYサイトには「全ての使用条件での修復を保証するものではありません」ともあり、二度と撮れそうにないシーンも記録されていたので冷や汗モノでした。今回はラッキーだったと考え、今後、交換時は手順の徹底も含めて細心の注意を払いたいと思います。
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巨艦砲ズーム SCL-Z18X140 [SONY PMW-F55]

今度の撮影での検討用にPMW-F55に初めて付けてみました。それにしても、カメラ本体に匹敵するほどデカいレンズ。これで撮る事になるのかどうかは、まだ未定です。http://www.sony.jp/pro/products/SCL-Z18X140/
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補助用NDフィルタ [SONY PMW-F55]

F55の常用Nikonレンズ用にND-4フィルタを取り寄せました。
撮影時は最低感度ISO500に設定しているんですが、晴天下では感度と内蔵NDフィルタの関係上、どうしても中途半端な絞り位置になってしまうことから、調整用に試用してみることにしました。内蔵0.9倍で適正露出を得るとF11となりますが、このフィルタを併用すれば感度を弄る事無く、一番おいしいF5.6域付近で撮影出来そうです。ガラスが増える影響については、代わりにプロテクトフィルタを外してしまうので同じと考えますがどうでしょうか。
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下のグラフは掲載写真のAF-S17-35mmF2.8をほぼスーパー35mmと同じ画角となるAPS-C機で撮影分析した例です。写真をやられている方の間では常識かと思いますが、世に出ている大方のレンズについては、F5.6域での使用が最も性能を発揮します。
このレンズを広角端で開放まで開いてしまえば、周辺解像度が3割も減ることが見て取れますね。シビアな4Kでは、使うレンズの特性を熟知しておきたいところです。

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一番の解決策はカメラ本体にISO250とか125モードが設定出来ればスッキリするんですが。次のファームウェアでの改良に期待しています。

Wi-Fiリモコン [SONY PMW-F55]

やっとF55を弄れる時間が取れたので、iPhoneによるリモート機能を試しました。

まずカメラ本体の専用収納部に付属のUSBレシーバーを接続します。続いてシステムメニューのWi-Fi項目を有効に。
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iPhoneのWi-Fi設定からF55の通信チャンネルDIRECT-2・・・を選択します。
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カメラのメニューから発行されるパスワードを入力してペアリングOK。
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Wi-Fi通信用パスワードはランダム発行、更新が可能です。
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ブラウザーを起動してhttp://10.0.0.1にアクセス。ユーザ名とパスワード(写真は工場出荷値、任意設定可)を求めてくるので入力します。
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するとiPhoneがリモコンに早変わり。
今のところ、スマートホンからはRECスタート・ストップ、4つあるAssignボタンの設定とON・OFF、再生、スロー・クイックモード、シャッター速度、ATW、ATB、色温度設定、感度、ガンマ、以上のコントロールが出来ました。取扱説明書によるとタブレット端末を使えば更にメニューレベルでの各種設定も可能のようです。
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F55をver5.0に上げてみました [SONY PMW-F55]

京都は大晦日午後から積雪。今年は寒い元旦となりました。

さて、Avid使いこなしのPC操作で疲れる目を休める間、F55のバージョンアップを行いました。
目に止まる機能追加は3つ。

1点目は間欠レコーディングが可能になりました。表示のとおり間欠間隔と記録フレーム数を設定します。タイムラプス撮影も面白そうです。
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CM制作向け等のマスタークォリティに位置するHDCAM SRコーデックも59.94iモードが追加。つい数年前まで、これを収録するには専用プロセッサーも合わせて700万のSRポータブルデッキが必要だったんですが。

オプションボードを載せていれば、ここに更にProRes HQ、AvidのDNxHD 220x記録モードが表示されるものと思われます。
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ホワイトメモリーもやっと他機並みにA/B切換えによる撮影が出来るようになりました。Cポジションがグレーアウトながら既に用意されていますね。これで都度、白を撮り直す面倒が軽減されそうです。なお、A/B間の切換えではショックレスで色温度が変わってくれます。この後も多少の進化はあると思われますが、今回のverUPについては、ほぼ完成系に近いものではないでしょうか。
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PMW-F55 ファームウェアver5.0 [SONY PMW-F55]

今年は曜日の関係で例年より2日早い御用納め。入稿モノなど急ぐ案件は当然ながら前倒しで進めないとならないんで、その忙しさも倍増です。それでも、個人向けの年賀は、合間をみつけて書き上げて昨日投函出来ましたが。

こんな最中にAVidに続いてF55も知らぬ間にファームウェア5.0のリリース開始。今回は国内と同時だったんですね。

A/Bメモリや59.94フレームで画質の良いSRコーデック収録にも対応したようです。すぐに試したい気持ちがヤマヤマですが、今年の仕事が全部済むまでお預けです。

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後処理の可能性。5Kモードが欲しい [SONY PMW-F55]

編集を進めている作の中で、これ以上寄れない4K素材からHDトリミングを初
めて行いました。
手持ちのアプリケーションでは対応できないんで、画質テストも兼ねて、数秒
のXMLファィルを手伝って頂いている先へ。黄色枠を切り抜いて貰ったんで
すが品質は全く問題なし。
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これならば、アプリケーション次第でレンズの湾曲収差や遠近による傾きも後処理で物理的に補正できそうですね。最近のverからの対応とは思いますが、Photoshopではこのようなレンズ補正フィルタもあり抜いた静止画でシュミレーションして見ました。
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広めにさえ撮影しておけば、このように見上げカットも、アオリレンズを使わず後処理出来るわけで。建築物や商品撮影にはもってこいですね。4Kネイティブで使いたい場合もあるので、出来れば捨て代を含めて撮れる5Kのような解像度モードも欲しいところです。HDとして使う場合は更にトリミング、ズーム出来る幅が広がりますし。
実際、既にRED等の海外製品には、そのような機能付きのカメラも発売されています。次世代機種に期待したいところです。
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Catalyst Prepare [SONY PMW-F55]

気が付けば昨日から原稿書や編集で1歩も外出していません。
作業前に息抜きでネットを閲覧していたんですが、年末にSONY純正のカラーコレクションとトランスコード機能を持ったアプリケーションが出るようです。国内では全く話題にも上がらずアナウンスを見落としていました。


クリップ管理用に付いてくるCONTENT BROWSERも関連で既に後継アプリケーションCATALYST BROWESER(こちらはフリー)が配布されています。国内向けについては多分、日本語版が用意出来てからの後回し。

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Catalyst Prepareの、お値段は199ドルと手頃そうですが、ProResとAvidおよび同社コーデック間のみ加工できるようです。

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