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アップデートする?しない? [Media composer]

今朝、編集ソフトが入っているMacを起動したら、Media composerアップデートの自動通知が。ver8.4は8.4.1になってから入れるつもりで待ってはいたんですが、OSX10.10でないと対応しないようです。
次の編集案件に備えて、素材の切り出しに取りかかりはじめたところで、8.4.1にアッブデートしてしまうか、このまま8.3.1で行くか迷います。今度のは機能アップよりバグ対策がメインのようなので、とりあえず別パーテーションにYosemiteと体験版入れてみるかな。

そして、10月から、三たびの価格改定。999ドルを謳っていた1年半前に比べて、倍近い値段になってしまいそうです。 http://www.msinc.co.jp/news/2015/08/avid-1-1.php

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バッチキャプチャ出来ない原因はコレ [Media composer]

サポートから回答があって、先日のバッチキャプチャーモードに移れない件はコレでした。サーボロックにチェックが入っていると、切り替わらないことが判りました。前には無かったので、どうやら、ver8で追加されたらしい機能のようです。一件落着しました。
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素材インポート時の色空間変化をテスト [Media composer]

ここ数日、気温が40度にも迫る最高気温が続いています。天気はいいんですが、この暑さでは外へ出向く気分にもならず。屋内でMedia composerでレンダリングやインポート時における品質テストをしていました。
具体的にはカラーバーを素材にして書き出したものを、再度インポート。測定器でズレがあるかチェックしてみたり。明るさや色味に変動クセのある編集ソフトでは、こんなテストをすれば、すぐ露呈します。

ところで、Media composerには動画、静止画に関わらず、インポート時にも設定項目が色々あります。
一つはコンピュータ等で作られたRGB素材との変換機能があり、これがどうなるかテストしてみました。
周りではコンピューターで作成された画材を、そのまま、放送、DVD、BDなどの用途に持っていくと、規格外の映像になってしまう事を知らない方も沢山居ます。

試しにPhotoshopでRGB値最高輝度となる、255ステップの真っ白いファイルを作ってインポートしてみます。
インポートするファイルを選択する際の画面でOptionボタンを押すと。
スクリーンショット 2015-08-04 8.39.36.jpg

ウィンドウが立ち上がり、フィルード順や元素材の規格を応じて設定ができる画面が立ち上がります。PCで作ったCGや静止画では「コンピューターRGB ディザ画像カラー」を選択。通常のビデオ撮影された動画のインポートではレンジが狭く変換されるので必ず「601SD/709HD」を選びます。またフィールド順については基本SD画像は偶数、HDでは奇数を選択。(例外あり)
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ビンにインポートされた白(R・G・B=255)のファイルを再生。IOデバイスに繋いだ波形モニタで観測すると輝度はピッタリ100%に補正されています。
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これはRGB=0の黒を補正せずインポートした場合ですが、ビデオ信号上、最も黒い部分となる0%の目盛りを下回ってしまいました。そのまま仕上げれば、規格から外れた映像が出来てしまうという結果を示しています。DVDやBDでは白の100%越えについては多少許容(放送用途は規格外の信号を電波に流すと、法律に抵触するので駄目)されますが、この範囲には輝度信号があってはいけません。
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同様にR=255、G=0、B=0の真っ赤な静止画も試しました。画面を写したiPhoneのレンズがフレアにより、輝点がぼやけていますがベクトルスコープで見てみました。船舶や航空機のレーダーに何か似ていますね。こちらは同じ映像信号でも色の濃さ(彩度)や色相を測定する装置で、色が濃いほど外側に表示され、外周円が規格の限界です。
当然ながらですが、白黒やグレーの無彩色映像では、円の中心部が点に表示されるだけで測定できません。右が「コンピューターRGB ディザ画像カラー」によりインポートした結果です。輝点が限界値を示す円の外周にきっかり載りました。
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これまでテロップや図形の作成においても、最終結果が規格内に収まるよう気を使う必要がありましたが、Media composerだと、そういった面倒な事案も解消できそうです。

Media composer 8.4を試験インストール [Media composer]

現状で使用しているver8.3のアップデートを待っているんですが、出そうにないので8.4を入れてみました。
すぐ8.3に替えて使えるよう、試験用に別パーテーションを切ってある領域に、体験版をインストールして様子をみます。

トップ画面はverの表記以外、一徹してデザインが変わりませんね。保守的な姿勢がAvidのいいところでも悪いところでもあります。
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新規プロジェクトの解像度設定メニューです。一番下にカスタム項目が加わりました。
スクリーンショット 2015-07-17 11.07.22.jpg

テキストボックスに数字を打ち込めば、8Kまで任意の解像度による映像編集が可能に。前は放送規格にないフォーマットは一切、設定できなかったMedia composeにとって大きな仕様変更です。後は8.3で時たま出る不具合も直ってくれているといいんですが。
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似て非なる物 [Media composer]

先週からずっと仕上げの作業続きです。同じ種類のエフェクトでもペイント関係ではFCP7と違います。一度、出来上がったんですが、結果がイマイチだったので、FCP時代の結果に近くなるよう再作業を行いました。(疲)

画像は手こずった最も箇所なんですが映像トラックも追い込んで行ったら、いつの間にか増えて14レイヤーに。
最高画質モードでは、さすがの現環境でも8トラックを過ぎたくらいから、IO接続の外部モニタがブラックアウトするようになりました。
もっとも、これくらいエフェクトのかかった多チャンネル全てのレンダリングを実行しても、数十秒でやってくれます。前のFCP時代ならば数時間を要したかもです。
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Mdia composerのエフェクト使用感 [Media composer]

他社様からご依頼の展望ビデオ編集中です。
処理を施さないとならない箇所多数で、最も手間暇を要する部分にかかっています。

それにしても、Media composerではエフェクトを何トラック重ねても、リアルタイムでプレビュー出来るのは
有り難いです。FCP7時代は1カ所でもエフェクトがあれば、レンダリングしてみないと最終結果が見られません。同時にエフェクトを重ねる場合は、1レイヤー分を一旦書き出してベースにしていったり・・・。

さらに画面中の対象物にトラッキングをかけるケースでは、その範囲を決めるだけでも、面倒な手順を施さないと実現出来ません。MCでは自動追尾機能が働かないような薄暗いシーンでも、キーフレームごとにマウスで移動させていくだけで済みます。もう、絶対に戻りたくないですね。
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8K対応のver8.4 [Media composer]

Media composerにやっと使い慣れて来たばかりですが、昨晩、縦横8192ピクセル解像度のプロジェクトが自由に設定出来るようになったv8.4がリリースされました。他にも色々な機能アップも伴う内容です。

それにしてもver8.0以降の進化が速く付いて行くのも大変。これ以上の機能は、今のところ必要なさそうだし、安定さえすれば、ここらで、しばらくは固定化しようかとも考えております。

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4Kのタイトル・テロップはまだ未対応 [Media composer]

短編ながら、当社で4K編集も出来るようになったMedia composerですが、タイトル関係についてはまだ完全に対応していないようです。

ウチでは使っていませんが、MCに標準でついてくるNew Blue社のTitler proというプラグインソフト。verが古く4Kプロジェクト上で呼び出すと、その旨のアラートが立ち上がります。
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PhotoshopやFireworksで作ったテロップも3820×2160でさえ作れば、いいかと思いきや、透明(アルファ)チャンネルを持ったファイルだと、これも受けてくれません。プロジェクトがHDの場合はすんなり行けるんですが。
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仕方なく、今回はFireworksで作ったPNGファィルを、Photoshopで背景色を白にしたPSDファィルに変換。ルミナンスキー機能で抜いて仕上げました。数が多ければ作業が増えて面倒ですね。
週明けの月曜にサポートへ伺ったところ、やはり次verでの対応となるそうです。
Titler proについては予定がないとのことで、4Kで使いたければ最新版を単体品購入という格好になりそう。当分、
Fireworksだけ使えればいいかなぁ。


使いこなし総仕上げ [Media composer]

Media composer練習課題ついでに作成した4Kデモ映像を、H264形式に書き出してYouTubeへテストでアップロード。先方の制約でフレームレートが30Pになってしまいますが、これはHD解像度のディスプレイで見ていても素晴らしいものがあります。
YouTubeについては、以前もデモ映像に取り組んだ事があるんですが、正直、手間がかかる割には、どうやっても臨場感を伝えることが出来ず、結局やる気も削がれて放棄。しかし、これなら期待出来そうです。4Kは大衆の動画に対する固定概念が変わる可能性を秘めています。といえば大袈裟でしょうか。
公開には回覧しないといけない先がありまして、準備が出来ましたら告知予定です。
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Mac ProのGPU支援に対応 [Media composer]

Media composerを8.3.1に上げてから、プロジェクトにある設定をみていたところ、マシンのGPUに対する項目が出来ていました。エフェクトのリアルタイムプレビューに効くようですね。
自分に最適な作業の流れを組むのにあたって、ストレージをタイムラインに素材を並べては、挙動を確認したりしているんですが、そういえば前のバージョンでは出ていた、FCP7でいうところのレンダリングバーを見ないようになった気もします。
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