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新タイトルの制作進行中 [Terapro@Directアナウンス]

タイトル名は、もう書かなくても判られると思いますが(笑)。昨日2日、JRさんの車両基地へ車両撮影に出向かせて頂きました。583系寝台電車、「月光形」といえば鉄道の興味のない方でも、ご年配諸氏であれば写真から「ああアレね」とスタイルに見覚えのある電車かと思います。
同車は今のように、新幹線網が列島を張り巡らすように発達することが、まだ夢の時代だった1969年(昭和43年)にデビュー。南は名古屋・京阪神から九州へ、北は東京からは東北方面・青函連絡船を介し北海道への足として走り、また昼間は特急、終着で折り返し夜間は寝台列車と24時間フルに活用された車両でした。


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現在はJR東日本に1編成6両、西日本に3編成30両と、最盛期を知る者にとって寂しい陣容ですが、同車のあらましから、現在の活躍までを収めた記録作とする予定です。

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ところで、今回の撮影では、3月に行う予定でした。実は「のぞみ」「はやぶさ」を乗り継ぎ、当時の車両配置先、仙台へ赴く手はずだったんですが・・・。撮影時間は13時から15時。もし、あと5日早かったら、どうなっていたことでしょうか。
刊行の延期やむなしでしたが、今回、3日に団体ツアーの「はつかり」号(上野→青森)が運転されることになり、前日朝には、配置先の秋田から上越線周りで尾久の車両センターへ回送されてくる由。この間合いを利用して撮影させて頂けることになり、ようやく収録を終えることが出来ました。これを書いている今日、列車は上野を9時に出発、多くの参加者を乗せて東北線を北上中。青森に着くのは20時過ぎ、という昔を楽しむツアーです。

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ハイライトは座席から寝台への転換でしょう。写真ではわかりにくいシーンも動画であれば一目瞭然でお見せできると思います。作業は手間がかかる上、今はセットが出来る区所が限られているそうです。
今回は基地の担当者様にお願いして、1区画だけを実演して頂きました。

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こちらは、同じ583系でも急行「きたぐに」用のJR西日本車で、内装のカラーリングが異なりますが、寝台を全部セットすると、このようになります。(撮影場所 京都総合運転所 協力JR西日本)

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本編では大阪ー新潟を結ぶ「きたぐに」を追ってのシーンも収録予定。静粛性の優れた深夜の583系車内では、テープが回る音でさえ気になります。同乗撮影では夜行列車なので物音を立てないよう、細心の注意を払うという撮影許可条件下の元、サブ機のP2小型カメラ(AG-HPX175)を使いました。

沿線走行も、もちろん夜中の撮影。別件撮影の道中、宿泊先を抜けて撮ったりで、ちょっと辛い撮影でしたが、こちらも、あと数箇所を残すのみ。本格的な厳冬期前に済ませてしまいます。
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