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名機復活!! [掘り出し物]

以前から頃合いを見ていましたが、オークションからDVCAMの最高峰デッキ、
DSR-2000を買いました。
もちろん、中古ですが程度も良い機材でお値段は32,000円と送料・消費税。
これが発売された当時、180万でしたが相場は今や数万円に。
先方がショップだったので、落札価格と別に消費税は取られますが、状態や使用環境
(禁煙で使われていたか)を前もって電話で聞けたのはメリットでした。


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本機は、小型カメラの台頭で、ビデオジャーナリストなる言葉が登場した90年代後半、
それまで一旦、ベータカム等に立ち上げていたDVカセット素材を放送局で直接扱える
ように開発されたと聞いています。

元々DVCAMは文教分野がターゲットで、高価なオプションだったSDI入出力も本機では
標準装備に。後にはHDへの内蔵アップコンバートボードも別売で加わっています。
何と言っても、最大の売りは上位放送フォーマット用VTRと変わらない頭出しや、サー
チフィーリングの良さ、そして、LPモードで撮ったDVテープやPanasonicのDVCPROも
再生出来る点でしょうか。そういった仕様から、都心の大規模な編集スタジオでも必ず
1台は配備されたVTRです。
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今回は上段のDSR-80の取替用として購入。80はメーカーのメンテナンスサポートが終
わったそうで、故障すればDV系の再生は出来なくなります。
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昨日、到着した2000はとりあえず、留守中のデジベの位置にサイドレールだけをつけて
仮設置。
ちょうど8mm映画をテレシネしたDVカセットがあったので、これを保管用スタンダード
カセットへ、動作テストも兼ねて2台で映像の移し替えを行いました。80が壊れない内に。
写真はSDTI経由で移し替えたテープをさらに、バックアップテープへデジタルダビン
グ中ですが、TC入出力(80はOP)も同期させています。カウンタTCがピッタリ同じ数字に
なっているのが、お分かりでしょうか。

実は、このDSR-2000、発売当初に一旦、ウチでも導入したんですが間もなくHDCAM
資金捻出による売却で手放してしまった経緯があります。
今回、約十年ぶりにして復活となりますが、名機でもあり、特に時々出るI-Link接続OPが
載っている個体は個人ユーザー様にもおすすめしたいデッキです。
置き場所のスペースが許されるならですが。

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