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MacPro復旧とOSX10.6へアップグレード [映像編集]

先週、ディスプレイが映らなくなったMacPro。修理を問合せたところ、費用もさることながらロジックボード(=Win機でのマザーボード)のチェックも行ったりで期間も相当日数を要するとのこと。
早急に編集がいつでも出来るよう復旧しておかないとなりません。まず、原因と思われるグラフィックカード(以後グラボ)を取り替えてみることにしました。

故障したグラボの製造は終了しており、市販品として確保することは困難です。また多くのユーザーからは下記のような同様の不具合が報告されており、同じカードを使う気にはなれません。そこで交換に際しては現行MacPro機にも搭載されている、ATI Radeon HD 5770に換装することにしました。

http://masudaqe.blog.so-net.ne.jp/2010-11-01
http://rikanet.com/2010/04/12/gt-120/
http://extra.designcross.co.jp/2010/03/mac-proearly-2008.html

本来は当方機種の対応製品ではないのですが、こちらは良い意味で数多くの使用可能例が寄せられており、安心して代品とすることが出来ます。
http://store.apple.com/jp/product/MC742ZM/A

さて、昨日25日には取り寄せたボードが到着。大きさがスロット2枚分とかなり厚めのカードです。Win機用にも市販されている機種ですが、型番は同じでもBIOSのプログラムが異なるそうで、Mac用途にはアップル社の純正品を購入しないとなりません。中にはWin機用のものを格安で調達、書き換えて使う強者な方も居るようなのですが。

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交換後、本体の電源を入れ起動させたところ症状は解消。原因はやはりグラボによるものでした。

今回の5770HDへの交換にあたってはMacProをOSX10.6にする必要があります。Macの場合、ディスプレイドライバが単独で供給されるWin機とは異なり、グラボのドライバーは同時期に発売された以降のOSに含まれています。アプリによっては10.5のまま使える物もありましたが、FCPではメッセージが出て立ち上がりませんでした。

スクリーンショット(2011-11-27 18.07.34).jpg

ボード動作を確認した後は、一緒に取り寄せたSnow LeopardのディスクからMacを起動させて、システムドライブを消去。10.6をインストール後に移行アシスタントを使って、バックアップイメージからアプリ一式も移設しました。最後はBoot CampのWin XPも、グラボメーカーサイトからドライバをダウンロードして更新、一連の復旧とアップグレードを終えました。

今後、早いうちに検証・予備用として、同型番のMacProも確保したいところです。
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