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充電式缶電池の功罪 [アクセサリ用品]

省エネやエコがいっそう、もてはやされる今日ですが、その中でも手軽に取り組める代表格が充電式乾電池でしょう。廻りを見渡せば個人の生活品や会社の事務用品まで、実に多くの電池が使われています。この時世、使い捨て的な物品の消費は後ろめたさも感じるのは私だけでないでしょう。ということで、ここ何年かは単3、単4といった缶電池もなるべく、充電式を使って来たつもりでした。
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しかしながら、落とし穴は付き物なんですよね。
実は充電式電池を使い始めて、早くから再充電出来なくなる個体が続出していました。しかし、ビデオバッテリのような高価な消耗品でなく、何かと真面目に原因を考えたくなる程の物品でもなし。充電器やメーカー間の相性が悪いんだろう位に、これまでは、せっせと新しい物を補充し続けていました。その数、数十本。

つい先日、いつもの充電不能現象が出たんですが、試しに不良と思われる電池にテスターをあてて電圧を計ると0Vではありませんか。他に針が振れても7V位までしか上がらない個体もあります。日頃、ビデオ機材に親しんでおられる皆さんなら、もう、お気づきかと思いますが、原因は過放電。バッテリー本体や中のセルが死んでしまう現象と同じですね。

思い起こせば、単3の方は、電池で動作する、あらゆるアイテムに使って来ましたが、リモコン位にしか用途のない単4タイプでは、あまり駄目になった記憶がありません。これはボタンを押す時にしか消費しないことと、電圧が一定より下がれば機能せず、結果的にそれが使う側も、交換時と認識出来るからと考えられます。

スイッチを切忘れたり、使い続ければ回復が不能となるような恐れがある物には使わない方が良さそうです。

1、懐中電灯 2、電圧低下を示す機能のないPCキーボード 3、時計 4、外部マイクや専用給電器・・・

製造メーカー側もパッケージに注意喚起の説明くらい入れてくれれば良さそうなんですが、本音はどうなんでしょうか。


4、については環境のためにも最初から乾電池を使わない、機材をセレクトしたいものです。
リアを海外向と同じファンタム電源付きにしたウチのHDW-700Aの例。この世代までの導入機材はベーカムも含めて、みんなコネクタ向きを統一するついでに半田ごて持って回路追設。サービスに出す時はポジションプレートだけ元に換えてから黙って出しちゃいます(笑)。
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