4/23 今年も桜を求めて高山へ

土曜に行ったばかりの高山線ですが、5日ほどを置いて飛騨中部界隈の桜が見頃に。

22日の夕方から機材を車に積み込んで出発しました。いつもは未明に出るパターンが多かったんですが、第一ポイントが高速道路から離れているので、今回は途中で夕食や立寄湯を済ませて道の駅で車中泊です。

夜中に寒気と気圧の谷通過により雷を伴う降雨がありましたが、朝は霧雲に覆われながらも日差しが出始めていました。

国鉄色ツートンのキハ40を後ろに従え、7時前に渚駅を出る1708C列車から撮影開始。先週訪問の翌日から連結位置が富山方に変わり珍しいシーンとなっています。

続行の1710Dでやって来る、もう1両の国鉄色(キハ48 6812)は、車を走らせて少し離れた鉄橋へ。今日は運用上も日没まで戻って来ないので、こちらは、今日これ1本だけです。車体に目立たない黒いケーブルにかかりますが、動画では、それほど気になりません。路肩が狭い国道からの撮影ですが、一昨年バイパスが完成して、通行の車も殆どなくなり、安心して撮れるようになりました。

さっきの場所へ戻り、下呂からの折り返し1709Cを撮影。当初の予報よりも天候回復も早くなり、上空は澄んだ青空に。益田川の流れと桜とのコラボレーションで決まりました。

この後、高山以北の宮川沿いまで行ったのですが、去年の今頃は満開だった桜の花は全くなし。

山の陰には残雪が方々にあり、この辺の開花は遅れているようです。つぼみも小振りなのが気になります。高山から再び北上して来る1825Dキハ40ツートンだけ撮って、平地へUターンしました。

昼の折り返し1828Dでは遠方に、乗鞍岳が見えていることもあり、絡められる場所を見つけました。順光で撮らせて欲しいところですが、南北を走る高山線のこの時間、国鉄色車が北側(富山方)連結では仕方ありませんね。

この日、最後の国鉄色撮影となる4連1718Dは真ん中連結なんで、飛騨一ノ宮の桜並木を手前に通り抜けるカットとしました。実は現在この下で、河川改修工事をやっていて重機が絶賛稼働中。鉄橋の西側では対岸の桜も無くなっていました。行かれる方は、ご注意を。(続く)