8/28〜9/1青森へ その1

以前、お伝えしましたが、今日は8月末に青森へ行ったときの回想録です。私は世間では夏休みも残り僅かとなる頃、決算申告も終わって、やっと自由の身になれます。天気も良さそうなことから、カメラを持って今回は昨年来の東北へ。

まずは名目の一つ、都内の得意先に立ち寄らないといけないので、京都からは「ひかり」で東へ。この時期になると家族連れ子供達も居らず、京都を発車した時点で自由席1号車は乗客数名とガラ空き。悠々とくつろげます。(行儀悪い大人ですね。良い子は真似せんように。笑)


レール＆レンタ利用なので、割引特急券では「のぞみ」に乗れない事もありますが、静岡無停車の「ひかり」は空いているんで御用達です。携帯カメラのローリング歪が出ていますが、夏にしては珍しく富士山の山頂が見えていました。


さて、目的先の訪問を終え、昼間かいた汗を銭湯で流してから上野駅近くのレストで食事です。夜行列車に乗るまでの至福な一時ですが、あと何回、味わえるでしょうか。


で、上野からは「あけぼの」ソロに乗車。かつては寝台特急や夜行急行が次々と発車してゆく姿が見られた同駅も、今や毎日運転の夜行は札幌への「北斗星」と、この列車だけになってしまいました。個室は2階席を取りましたが、奇数が1階部屋、偶数が2階部屋になります。写真のベルトは以前はなかったんですが、入口階段に転落した人が出てから、つい最近、安全対策で設置されたそうで。



翌日、列車は定刻に新青森に到着。終着まで、あと一駅を乗りつぶしたいところですが、新幹線開業後、駅レンタカーが青森駅から移転してしまいました。
撮影で3日間お世話になった軽自動車です。


まずは、八戸線を目指して、みちのく道路を東へ。ここで失敗したのは、思っていたより車移動に時間を要したことです。八戸の市街地にかかるまで約3時間近く、
さらに小1時間、車を走らせて、岩手県に少し入った陸中八木ー宿戸へ。昼も採れずでしたが、午後1番の列車に何とか間に合いました。


同線随一のポイントでは国鉄色2両を後ろに控えた盛岡色先頭3連の448D。なかなか、好みな編成で、またキハ40系コレクションを増やす事が出来ました。なお、ここの場所は、民家の敷地内なので、撮影の際には家の方に必ず許可を貰って下さい。留守なら諦めましょう。


この日は半日の撮影で、夜遅く青森へ戻りました。天気を見ながら県内の行き先を、ループ出来るよう新青森を起点にしていたんですが、一旦、新幹線で、八戸まで出るべきでしたね。
ただ、この晩に泊まったホテルは頼んでも居ないのに、ツインのシングルユース。一度、都内でトリプルルーム(3つのベットのうち、どれで寝るか迷いました。)を充てがわれたこともありますが、凄く得した気分。さて、翌日は早朝からスタートです。(続く)