テープの消去作業

イレーサーを中1日借りて、不要テープの消去を行いました。

消去装置にもピンからキリまでありますが、強烈な電磁波が生じる以上、

安全に作業出来るものでないと危険です。

↓今回は消去時において、直接手を触れる必要の無い、この機種を借りました。

モードがメタル用、オキサイド用と2通りありますが、時間のかかるメタル

テープでも所要は20秒/本くらいでしょうか。

作業は1本づつ、トレイ部に載せます。スタートボタンを押すとテープが中に

引き込まれながら数回転、終わると元の位置に上がって完了します。

携帯電話で撮影した動作の様子・・・。

ダウンロードは🎥こちら

消去の対象はベータカムのSカセットが約270本、ラージカセットが約40本、ミニDV

約50本の他、ついでにDATや会計ソフトのバックアップ用フロッピーデイスクまで。

試しに作業後のβカムテープをデッキで再生してみましたが、画面やデッキのカウンタ

ーには、もちろん何も出ません。テープは完全に無垢の状態に戻ります。

ミニDVやDATテープはPro仕様のVHS空ケースに3、4本づつ入れて消去します。

蒸着テープのDVカセットだけは、時々このような画像が出る状態で信号が

残るようですが、実用上はこれで問題ありません。

効率の良い装置のおかげで、作業は思ったより早く昼までに終了。

これで、安心して処分することが出来ます。