Adobe Encore CS6 品質プリセット [落とし穴]
一度、完成してRまでチェックした作でしたが、副音声だけがリニアPCMであるべきところ、圧縮されたドルビーデジタルのディスクになっていました。原因は次の3つ。
1、Encore品質プリセットの音声項目が、ドルビーデジタルにチェックが入っていた為、音声が最後のビルド段階で変換されてしまった。
2、インポートされた素材が、後で変換されるかはステイタスで解るはずなのですが、トランスコード...以下がウィンドウに表示されなかったので読み取れなかった。
3、今回の作業前にクリーンインストールを行ったので、設定がデフォルトのドルビー側に戻ってしまった。
どれか一つでも、気づいてれば起こり得なかった事象ですが、事故やトラブルというのは、こうやって偶然が重なって起きちゃうんですよね。仕様の異なる音声ストリームを持った規格外ディスクを作れてしまうEncoreと、再生出来てしまうBDプレーヤーも問題ですが、早速手順書に注意点を加えたいと思います。
後は出来上がった検証ディスク上の確認ですね。この点、SONYのレコーダーがあると使用している音声規格まで読み取って表示してくれるので頼りになります。