旧作BD化2タイトル出荷 [Terapro@Directアナウンス]
「舞鶴・小浜線」の方は少し早く上がっていのですが、本日2タイトルとも出荷を開始しました。1両日中にお届けになります。
113系・115系の方は、マスタがHDで作れない時代の作で、今回、全カットを1から再構築。写真や古いテーブでは、この十数年の間、劣化も進んでおり、集めたり補正で新作を作るより手間を要してしまいました。
企画にあたって内容を現在に合わせた刷新も検討しましたが、新規作の場合、昨今の情勢事情で、当時公開できたシーンもJR各社によってはNGを言われるケースもあり、基本、2005年当時のままBD化しました。まだ東海道線の東京口、京阪神で健在だった長い編成は多くをHDで記録しており、DVDと同じシーンでも感動ものです。その後のシーンについては、ぜひ、またの機会に。
連休を前に [その他]
GWで、じっくりDVD、BDで楽しまれる方も多いようで。ダイレクトショップでのまとめ買い、ありがとうございます。17日はプレスが上がってきた商品のチェックや発送準備で、遅くまで居残りでした。商品お届けまで、今しばらくお待ち下さいませ。
書体買い増し [アクセサリ用品]
印刷や字幕に用いる書体を買い増しました。老舗の書体メーカー、モリサワの5書体パックという製品で、最初の認証時に沢山の中から任意の5種類を選べます。Amazonで実売6万少々と、ここの書体にしては値ごろになりました。
Adobe CCのように定額で1年間、全書体が使い放題のパスポートプランもあるんですが、決まった文字しか使わない向きは買い切り品の方が得です。
何より印刷所やデザイン事務所etcを相手にしているので、買いさえすれば商業映像にも気にせずに使える点が、気分的に楽ですよね。
モリサワフォントの商業利用について http://www.morisawa.co.jp/products/fonts/commercial-use/
ここの書体は商品外装や説明書きはもとより、書籍、カタログ、ポスター・・・ちょっと周りを見回せば、ありとあらゆる印刷文字に使われています。おかげで、それに日頃から洗脳されている私たち?は、かの国からのニセモノ商品があれば、パッケージに如何にもな違和感があって、すぐに判ってしまうものです。
まだ見ぬ豪華列車 [独りごと]
天気下り坂で、今日は観光用ライブカメラで見物。すると偶然?話題の列車がガー。
早くみてみたいけど、なかなかお日様とリンクしません(泣)。展望台に居た観光と思われる、おじさん二人、突然の列車にびっくりだったでしょうね。
HDCAMアーカイブ完了 [素材アーカイブ]
最後のHDテープのキャプチャ後、LTOドライブでバックアップを取るのに必要な、空き時間がなかなか取れなかったのですが、昨日と今日でカートリッジへの収録を完了しました。必要としたカートリッジは11個×2セット。ケースに入った奥の青いのはHP社製、手前のはSONY製で、あえてセットグループごとに銘柄を分けています。
これらには40分テープ相当の映像が二百数十本分アーカイブされています。これが更に、1個あたり容量が6TBの最新規格LTO7なら、3個で入ってしまうのですから、テープドライブシステムは物凄い記録密度です。将来、スタンダードな規格が変わったり、動作環境の維持が難しくなれば、まとめ直す時が来るかと思いますが、この次はファイルをまるごとコピーしていくだけで済みます。それがディスクになるのか、更に密度を高めたテープになるのかは判りりませんが、まだ想像も付かない未知のメディアの可能性もありますね。
WB取りは無彩色チャートでOK [収録機材]
ビデオカメラでのホワイトバランス取りといえば、白い紙を当てて取るのが通例ですよね。今回、Slogモードの撮影では18%の反射率をもったグレーチャートを使う必要が出てきまして、気が付いたのですが、デジタル化の進んだ写真撮影では、これで取るそうで。値段も二千円ほどで買えます。要はホワイト取るには、無彩色でなら何でもOKなんですよね。
ビデオの世界ではホワイトバランスは白というイメージが、昔から頭に刷り込まれていて、気付いていない人の方が多いかと思います。
私自身、特に疑問も持たず、村上色彩研究所の高価なグレースケール(特注品)で取っていた時期もあって、もう少し探究心を持つべきでした。グレーカードは早速、取り寄せてみます。
BMDモニターのブラケット用アルミ材 [アクセサリ用品]
BMDモニタのブラケット用のアルミ板が届きました。今は色々な材質の厚板を、ネットからミリ単位のオーダーで、カット納品してくれる業者があって加工の手間が助かります。
BMDモニタへの取り付けにあたっては、本体に空いている1/4インチ穴4箇所を利用して、チャンネル材から切り出した金具を介して固定、板の裏側に先日のVマウントバッテリー用プレートが付く体裁になります。
バッテリ負荷テスト [アクセサリ用品]
プルーフ上がり [Terapro@Directアナウンス]
先週までに順番に見本のプレスが上がってきて、あとは印刷物だけです。
今回、初めてBD複数タイトルの同時販売を手がけましたが、ここまで、検証盤を3回づつは見ないといけないので、ウチのように片手間だと時間取られて厳しいですね。隣ではもう、次の仕上げにかかってます。
S-Log3で撮ってはみたけども [SONY PMW-F55]
昨夏、改修を受けたF55をHDR対応のS-Log3モードで撮ってみました。元の映像ですがS-Log2よりも更に眠いトーンになります。
後処理後です。
こちらの221系は、一旦、これまでの通常ビデオモード(REC709)に戻して撮ったカットです。上の103系とさほど変わらずで、ベタ順な光線だと効果は薄いように思えます。後処理が必要になる分、手間がかかるだけかも。
真上の桜にカメラを向けて撮ったみた画像の後処理後。こちらは普通なら飛んだり潰れるディテールも出ている感じでした。これも撮り比べたら良かったんですが。データにはもっと広い領域にまで階調が記録されている筈。HDR対応のモニタで、それなりの変換をかけて見れば、また違うかもですね。
ところで、帰ってから気づいたんですが、S-Log3モードにカメラを切換さえすれば、広色域も合わせて撮れるものと勘違いしておりました。REC.2020と呼ばれる4K標準のカラースペースをカバーするには、ここのメニューを変えてやらないとダメなのでした。やれやれ。また、今度再テストです。